まずインターネットで土地を探しましょう

土地を購入したいと思ったら、まずインターネットで希望エリアの土地売買状況を検索しましょう。売りに出されている土地の住所・面積・値段のほか、見取り図や写真などを閲覧できます。物件がアップされた時期もチェックすることが大切です。長期間アップされたままになっている物件は、その原因を分析しなければなりません。限られた資料から判断するのは難しいので、アップされてから間もない物件を優先的にチェックすることが望ましいと言えます。

ある程度目処がついたら、現地を訪れて、実際に土地の様子を調査しましょう。ネット情報を提供した不動産業者に連絡すれば、現地を案内してくれます。隣地との境界線やインフラを含め、土地の周囲の環境もチェックすることが重要です。

不動産屋に相談する場合

希望エリアにある不動産屋を訪れ、直接相談する方法も有効です。現地の不動産屋は、インターネット上にアップしない情報も持っている可能性があります。土地の所有者がインターネット上に載せることを望まないこともあるからです。したがって、直接不動産屋に相談すると、思いもよらず良好な物件を見つけられることもあるでしょう。訪問した際に気に入った物件が無くても、連絡先を伝えておけば、その後希望に沿う物件が見つかった時に教えてくれる不動産屋もいます。

何よりも、現地に詳しい不動産屋と話をすると、周辺情報を入手できて、土地を探しやすくなるのです。不動産屋からの情報により、希望エリアが広がるかもしれません。なお、現地を訪れたら、1軒だけでなく複数の不動産屋に相談して、豊富な情報を入手できるよう努めましょう。